インターネット(およびパソコン)上のサービスを利用する権利
「アカウント」これは頻出IT用語のベスト5に入ると思います。アカウントは英単語のaccountであり、本来の意味は「銀行口座」です。銀行にお金を貯金するにはまずその銀行に口座を作らないといけません(お金を預ける権利を銀行から得なければなりません)。IT用語としてのアカウントもこのイメージで考えるとわかりやすいです。
インターネット界のサービスを利用するには、まず最初に利用権利を得ないといけません。メールを使うためにはメールサーバーを使う権利を得ないといけませんし、ホームページもウェブサーバーを使う権利を取得しないといけません。たとえばWordPressを使うためには、ウェブサーバーを使う権利と同時に、データーベースサーバーを使う権利も必要になるので、データベースアカウントも作らないといけません。もちろんWordPressそのものを使うアカウントも作らないといけません。
アカウントを取得すると、ユーザーIDとパスワードがサービス利用者に与えられます。ユーザーIDは時にユーザー名と呼ばれたり、アカウントIDと呼ばれたり、ログイン名と呼ばれたり、色々呼び名があって初心者の人を多いに惑わせますが、わかりやすく日本語で言えば、(そのサービスの利用権を得た)権利者名ということです。
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