一番言いたいことから書く理由

必ず一番言いたいこと、伝えたいことから書いてください。

これは何かといいますと、ホームページでブログを書くときに最初に気をつけることです。

たとえば手紙だと「拝啓 ○○の候、ますますご清栄~」という決まりの定型文から書き始めますが、ホームページでそれは必要ありません。

そうすると一見乱暴な書き始めに見えるかもしれませんが、それが一番ホームページで文章の読む人の心を掴みます。

理由は明瞭で、
雑誌や新聞などの紙媒体と違って、パソコンやスマートフォンの一画面はとても小さいです。

たとえば雑誌や新聞なら一目で書いてある文章量や、途中の見出しや写真なども自然と目に入るので全体像が掴みやすく、パッと見ただけで読むのにどれくらい時間とエネルギーがかかるのか予測できます。また文章の下の方に「自分にとって興味のある話題」が隠れている場合も、見出しやキャッチコピー次第で見つけてもらえる可能性があります。

ホームページではその情報を一目では感じとれないので、最初に書いてある文章やキャッチコピーで、読者の心を掴まないとすぐに離脱されます(みなさんもこういう体験はあるんじゃないでしょうか)。

しかも最近は大きなフリー素材の写真をページトップに貼る「悪しき習慣」が流行しているので、ページを読み込んだ最初の画面では、文字が全く見えないこともあります。

一番最初に「おっ、何だこれは?

と思ってもらえないと、まず読んでもらえないでしょうね。

わたしの場合もそうなんですが、書き始めると言いたいことが、新たにどんどん出てきて、文章量が多くなっていきます。量が多くなるのは対検索エンジンには有効に働いてとても良いことなんです。しかし、パソコンやスマートフォンで文章を読んでいる人にとっては果たしてどうでしょうか。

結論がなかなか見えないと途中で違うページに行ってしまいませんか?

みなさんは毎日お仕事や家事やプライベートで忙しくしていて、ゆっくり他人のブログを読んでいる時間がどれくらいあるでしょうか。

忙しいんです、みんな

言いたいことから、まず書き始めてみましょう。